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あなたは会社の出世でこんな間違いをしていませんか

リベラルクリエイター

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どうも、ようすけです。

こんなツイートをしてみました。

ぼくは会社員として13年生きてきて、出世することを魅力的に感じたことはありません。

直属の上司、周りで出世した人たちを見て、なりたいと思わなかったからです。

その理由をずっと考え続けていましたが、SNSの世界に入ったおかげで答えが見つかりました。

出世するほど自分の時間が失われるからです。

なぜそう考えたかを前職の経験を踏まえて説明していきます。

会社の利益にしかならない作業が増える

一般的に昇進と言えば、まず管理職を指しますね。課長以上になると、いわゆる「会社側の人間」になります。

これは言い換えると、

会社からの要求にますます逆らえなくなる

ことを意味します。

東日本大震災にて、そのことを痛感した出来事を例に出します。

ぼくは2011年3月、相馬市にある工場で働いていました。当然、震災を経験しました。

震災発生の3日後、従業員が会社に集められ、指示があるまで出社せずに自宅待機の指示が出ました。

でもそれは従業員だけで、管理職は毎日、工場への出社を命じられていました。

工場内は倒れた工作機械が道を塞ぎ、加工用の溶剤がこぼれアンモニア臭が立ち込める地獄絵図。

一方、原発が津波でやられ、放射線がどれだけまき散らされてるか分からない。

そんな過酷な環境へ“会社側の人間だから”毎日足を運ばなければならない。

環境的にもメンタル的にもツラい作業です。管理職は危険手当も付きません。

これで誰が一番得をするかと言われたら、間違いなく会社です。

工場を早く立ち上げれば、利益も信頼も元に戻る。そのために出世した人は心身をすり減らして会社に尽くす。

当時一般従業員だったぼくは、

“出世したら会社の命令にはどんなことでも従わなければいけない、やだな…”

と思いました。

意味のない会議が増える

出世したら意味不明な会議に巻き込まれる回数が増えます。前職では以下のような会議を経験したり、同僚から聞いたりしました。

  • 予算を5000万円未満で収めるための資料作りで、毎日夜11時まで会議する管理職たち
  • お役所に提出する文書の各文末 を“です”にするか”である"にするかで、夕食を食べずに夜9時まで会議する管理職たち
    (ぼくもこの会議には巻き込まれました)

今ふり返っても、異常な会議ですね。

こんな会議に自分の時間を浪費されてたかと思うと、悲しくなります。

とある部署の部長は、3日間、朝7時から夜11時まで30分たりともスケジュールの空きがなく、会議で埋め尽くされていました。

もはや、誰のために生きているのか分からなくなるレベルです。

望まぬコミュニケーションが増える

出世すると当然部下が付きます。自分では選べません。

前職では、高学歴の人が集まってましたが、

  • 当たり構わず威張り散らす社員
  • 屁理屈ばかり言う社員
  • 全く会話がかみ合わない社員
  • 自分を卑下してばかりいる社員

などを目にしてきました。

このような社員を部下に持ち、頭を抱えている課長を多く目にしてきました。

一般的に、人としてあまり関わりたくないです。

でも管理職は、自分の意思では部下を選べない。そう、

望まぬコミュニケーションを強制される

ようになります。

地位、名誉より時間が大切

確かに、出世したら社会的な地位、名誉、富が得られます。

それを目的に生きる人たちを否定するつもりはありません。

でも、

出世すると自分の時間を奪われる

という認識は、ご縁があってこの記事を読んでいただいた方にもってもらいたいです。

ぼくは

自分の時間をかけがえのない資産としてとらえたい

と今は思っています。

自分の時間を使うなら、自分の資産になり誰かに価値提供できるコンテンツ作成に当てたいです。

ブログ、Twitter、Instagram、Youtubeによる情報発信が該当します。

会社員の方は、今一度、出世で得られる富と失われる自分の時間、どちらが自分にとって大切かをぜひ考えてみてください。

ABOUT ME
棚橋洋佑
棚橋洋佑
リベラルクリエイター
宇宙機器構造設計者として活動しながら、一方で「リベラルクリエイター」として、グラフィックデザインを創作・販売する事業を個人運営しています。 持病のパニック障害を持ちつつも、「Miracles come true☆」の理念の元に活動を続けています。
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