感性

AIって本当に敵なのか?

リベラルクリエイター

リベラルクリエイターの棚橋洋佑です。

この記事に出逢っていただき、ありがとうございます。

AIに仕事を奪われる

こういうメッセージをSNSでよく目にします。

ぼくは画像生成AIを仕事に利用してて、他の画像生成AIユーザーと情報交換していますが、誹謗中傷を受けているユーザーの方は多いです。

またイラストレーターの方で、「画像生成AIに仕事を奪われる」と懸念している方は多いです。

でも、果たしてAIは仕事を奪う存在なのでしょうか?

AIは「テクノロジー」であり、「ツール」です。

人が使うことで初めて機能するものです。

なので正確には「AIユーザーに仕事を奪われる」が正しいです。

さらに言うならば、仕事は「AIに奪われる」のではなく、「時代に求められなくなって消える」ものです。

1例として明治維新を挙げます。

江戸時代から明治時代になり、侍は職を失いました。

それに伴って、「ちょんまげを結う職人」は職を失いました。
侍が居なくなったため、需要が消えたからです。

ちょんまげ職人がどれだけ優れたスキルを持っていても、「明治時代」に求められないため、仕事として成り立たなくなりました。

そしてちょんまげ職人の例と同じことが、今の時代はAIテクノロジーの進歩により起こっています。

AIがツールとして非常に優秀なのは、誰もが認めるところではないでしょうか。

例えば画像生成AIは、今までイラストレーターの方が数時間かけて生み出した高いクオリティの作品を3分で用意します。

広告も今までダイレクトメールやティッシュ配りで不特定多数に行っていたものを、ウェブサイトの閲覧状況のデータ解析を元に、AIが成約してくれそうな人を選んでくれ、かつ大量に一瞬で出してくれます。

それにAIはプログラムでソースコードから誰でも生成可能であり、ソースコードは一瞬でコピペでき、ウェブで公開したら世界中に一瞬で拡散されます。

今の世界からAIを無くすのは物理的に困難です。

これからの時代はAIが人類の生活に深く入り込んできます。

そして単純作業や過去にデータが蓄積されている作業はAIが代わるようになり、その結果として色々な仕事が時代に求められなくなって、ちょんまげ職人の仕事のように消えます。

でも、ここでぼくが言いたいのは、仕事がなくなるのを恐れてビクビクするよりは、AIを活用してサービスの質の向上やコスト削減につなげたり、AIはまだまだ生み出せない価値あるものを新たに生み出すことを考え、試しにやってみませんか?

今の仕事が仮に将来お客様には求められなくなっても、それまで仕事で経験してきたことやスキルは残ります。

そこにAIや新たなテクノロジーを取り入れて新たな価値を生み出しませんか?

それか、全く新しいことをやってみて面白かったら、それと今までの仕事を組み合わせて、新たな価値を生み出すことを考えませんか?

この激動の時代を楽しく生きていきましょう🧡

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
棚橋洋佑
棚橋洋佑
リベラルクリエイター
宇宙機器構造設計者として活動しながら、一方で「リベラルクリエイター」として、グラフィックデザインを創作・販売する事業を個人運営しています。 持病のパニック障害を持ちつつも、「Miracles come true☆」の理念の元に活動を続けています。
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