感性

アートに優劣の概念がなくなる世界になってほしい

リベラルクリエイター

ぼくは基本的にアートに優劣などなく、ただ各個人が「好き」か「嫌い」かがあるものだと捉えています。

でも、芸術関連学校の入試や成績だったり、デザイナー雇用があったり、アートの値段付けがあったりする世の中のため、どうしても「競争」の要素が現代ではアートに含まれてしまいます。

「値段が高いアートが優れている」
「有名企業所属のデザイナーの作品が優れている」
「芸大で成績優秀な生徒が生み出すアートが優れている」

といった見方になります。


ぼくは純粋にデザインが大好きです。

自分が好きな作品が生み出せたときは、「いいね」の数など気にせずSNSに公開したくなります。

ぼくの「好き」を共有できる人と一人でも出逢いたいからです。

でも一方でアートに「競争」要素が含まれる現代社会では、ぼくが自分の技量を見せつけたいがためにSNSで公開していると捉える人もいるなと感じています。

つまり、ぼくが「お節介」をしていると。

ぼくは感受性が高く(ちなみにHSP度108の強)、SNS上のコメントの普段との反応の違い、返答の時間差から違和感を敏感に感じとります。

田舎でずっと一人でいてSNSで人と交流する機会の方がリアルより圧倒的に多いため、SNSのコメント内容、間、スタンプの使い方からできるだけ「心境」を感じ取る努力をしています。


正直悲しい気持ちになりますし、新たな人と出逢う意欲が削がれます。

全力で作品を生み出し、全力で公開するだけに、それを感じたときの心の傷も大きいです。

今まで内省を繰り返してきたつもりでも、やはり人の心は複雑で今でも失敗し続けています。

将来、アートを「好き」「嫌い」だけ感じて、誰もが楽しめる時代が来るといいなって思ってます。

今は上記を感じたばかりで傷心中ですが、傷が癒えたら内省して、また全力でアートを生み出して全力で公開していきます。

それまで、ちょっとお休みします🍀

アイキャッチの画像は画像生成AIに生み出してもらったものです。

タイトルは「はみ出し者」です。

ABOUT ME
棚橋洋佑
棚橋洋佑
リベラルクリエイター
宇宙機器構造設計者として活動しながら、一方で「リベラルクリエイター」として、グラフィックデザインを創作・販売する事業を個人運営しています。 持病のパニック障害を持ちつつも、「Miracles come true☆」の理念の元に活動を続けています。
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