教育

子育てとゲーム-子どもを「みる」大切さについて-

リベラルクリエイター

世間では、子どもにはゲームをさせず、外で遊ばせる、自然に触れさせるほうが教育によいとされています。

ぼくも自然は大好きで、自然に触れることで得られる体験・学びの効果は大きいことには大賛成です。

一方で、ゲームは子どもにさせると悪影響があるという風潮は、ぼくは好きではありません。

結論だけ先に述べると、子どもには、自然に触れさせるにしろ、ゲームを体験させるにせよ、子育てで一番大切なことは「子どもをみる」ことだと信じてます。

言い換えるなら、子育てでしっかり「子どもをみる」なら、子どもがやりたがっていることは何でもやらせたいです。

ぼくは子どもの頃にゲームの世界に感動し、感性をゲームに養われてきました。

ゲーム内で自然に触れたり、宇宙遊泳したり、水中に潜ったり、迷宮探検に浸るのが今でも大好きです。

なので、そんな自分を否定されてる気分になります。

他方で、テレビゲームは数百人のプロのアーティストで築かれる、ストーリー・映像・音楽・システムの結晶である「複合アート」です💎

ゲームは学びの宝庫だとも思っています。

娘に会った際は、あつまれどうぶつの森、ポケットモンスターなどを、娘がやりたいと思った時にやらせるようにしています。

あつまれどうぶつの森は、インテリア、世界のファッション、ムシやサカナの収集、農業、クラフト、ドットデザインなど、様々なことを体験できます。

それらの要素で娘が何に夢中に取り組んでいるかで、娘にどんな才能があるかを「みる」ことができます。

ファッションに興味があることがわかったら、ファッション雑誌を見せてみる。
農業に興味がありそうなら、野菜図鑑を見せてあげる。

そういう教育につなげることができます。

ゲームには暴力シーンや性的な表現が含まれるものが多く、それらにより子どもにゲームをさせることで悪影響があることが印象付けられてるのだと思います。
でもだからこそ、ゲームには推奨年齢が設定されています。

「全年齢」のゲームは、子どもがやりたいと思ったら積極的に触れさせたいです。

ぼくの尊敬する植松電機の植松社長は、今は「グランツーリスモ」にハマっているとのこと。

理由は「子どもの頃にゲームを禁止されたことの反動」だそうです。

やりたいことは、自分でも子どもでも、どんどんやればいいのです。
抑えたらいずれ反動が訪れます。
パニック障害を患ってるぼくがいい反面教師です。

父親は基本、子どものやることに口出しせず、本当に危険だと感じた時だけ口出しすればいいのです。

ぼくが心の底から感動し続けてきたゲームの世界・魅力を、子どもにも触れてほしいです。

ABOUT ME
棚橋洋佑
棚橋洋佑
リベラルクリエイター
宇宙機器構造設計者として活動しながら、一方で「リベラルクリエイター」として、グラフィックデザインを創作・販売する事業を個人運営しています。 持病のパニック障害を持ちつつも、「Miracles come true☆」の理念の元に活動を続けています。
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