雑記

NFTゲームに触れてみて

リベラルクリエイター

目次

この記事を書いている2年前、2020年から「NFTゲーム」が注目を集め始めたのはご存知でしょうか?

ホリエモンが言うには2010年代前半からNFTゲームは存在してたらしいですが、市場で成功し始めたのは2年前に市場投入された「Axie Infinity」というNFTゲームからです。

もともとゲームが大好き、かつ新しいテクノロジーに触れるのが大好きなぼくは、NFTゲームに大きな注目を寄せています。

実際にBombcryptoと呼ばれるNFTゲームの体験を通じて、その世界を知ることでその想いはますます強まっています。

この記事では、NFTゲームについて、ぼくの考えをまとめています。

目次

  1. NFTゲームとは
  2. NFTゲームの仕組み
  3. ゲームコインを手に入れる方法
  4. NFTゲームの歴史
  5. おわりに

NFTゲームとは

別名「GameFi」、「Play to earn」とも呼ばれています。

シンプルに概要を言うと、ゲームをして仮想通貨を稼ぐサービスです。

ぼくは「ゲームして稼ぐ」ことよりも「仮想通貨を介してゲームを楽しむ仕組み」のほうに興味があるので上記3つでは「NFTゲーム」という言葉を好んで使います。

NFTゲームの仕組み

仕組みを世界的に大ヒットをした「スーパーマリオブラザーズ」で簡単に説明します。

スーパーマリオブラザーズはゲームを始めるとマリオが3体もらえ、ゲーム内のマップにあるコインを一定数集めることでマリオが増えます。

NFTゲームは、この手に入るコインが「仮想通貨」となり、マリオを増やすために「仮想通貨」が必要となるものと捉えるとイメージしやすいと思います。

仮想通貨は有名な「ビットコイン」のように現金と交換できるので、プレイヤーは手に入れた仮想通貨をマリオに変えてゲームに挑戦するか、換金するかを選べます。

市場投入されたNFTゲームごとにゲームコイン(仮想通貨)が存在し、株やFXのようにチャートが公開されています。

ゲームコインを手に入れる方法

まず国内の仮想通貨取引所では現在遊べるNFTゲームのゲームコインを直接日本円で購入することはできません。

手に入れるまでの流れをざっと示すと、以下です。

  1. 国内取引所(coincheck, bitflyerとか)で有名仮想通貨(ビットコイン、イーサリアムとか)を購入
  2. 海外取引所(binance, bybitなど)に上記コインを送金
  3. 海外で有名な仮想通貨(BNB, polygon)と上記コインを交換(スワップと呼ぶ)
  4. 仮想通貨ウォレット(metamask有名)にスワップしたコインを送金
  5. UniswapかPancakeswapを使って、BNB, polygonをゲームコインと交換


このようなめんどくさい手続きを得て、初めてNFTゲームで遊べるのが現状です。

NFTゲーム業界はまだ黎明期で、日本はIT関連の普及が遅いので、仕方ないです。

なおイーサリアムをゲームコインにスワップできるNFTゲームもあり、それだと上記2,3の工程は省くことができます。

ちなみに仮想通貨の送金にはそれぞれ手数料が発生し、かつスワップには仮想通貨の仕組み上「ガス代」というものが発生し、日本円からゲームコインに変換するまで2000円は失うと理解ください。

(価格の高いビットコインやイーサリアムよりも、リップル(XRP)で送金したほうが手数料は安くなりますが、それはまた別の話)

NFTゲームの歴史

前述した「Axie Infinity」の爆発的ヒットでNFTゲーム市場は本格的にスタートしました。

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Axie Infinity

フィリピンではAxie infinityで得た仮想通貨で生活費を稼いだり、家を建てたりする人が現れました。

今(6/13現在)は初期投資として1万円分のゲームコイン(AXS)を手に入れればゲームを始めることができます。

続いて、昨年9月に市場投入された「Bomb crypto」が一時期人気を集めました。

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Bomb crypto

ぼくはbomb cryptoで初めてNFTゲームの世界に触れ、今でもこのゲームを続けています。

大きな特徴はゲームを起動し、あとは完全放置でゲームキャラが勝手にゲームコイン(SEN)を集めてくれるところです。

企業で働いている人などがリモートなどで操作して、仕事しながらゲームコインをゲットできます。

ただし今年の3月あたりからゲームコイン価格がピークの昨年12月に比べて大幅に下落し、価値が1/100になったため、プレイヤーが大幅に減ってしまいました。

そんな中でも運営に活気と向上心を感じるため、ぼくは細々と続けています。

そして2022年5月に市場投入された「titan hunters」が今は人気です(/13時点では、勢いは下がり気味)

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Titan Hunters

プレイしていないので内容の詳細は不明ですが、自分で操作して敵をわちゃわちゃ倒す「無双シリーズ」みたいな印象を受けます。

そしてぼくが注目しているのは、これらのゲーム会社が全て「ベトナム」ということです。

NFTゲームはベトナムが熱い

ベトナムは今世界に数えるほどしか存在していない「社会主義国」で、政府が強い権力を持っています。

2010年から急速に経済発展を遂げている国です。

(余談ですが、2009年にベトナムへ旅行に行ったことがあります)

日本、中国でもNFTゲーム開発は進んでいますが、ベトナムは世界の中でもNFTゲームの市場投入がものすごく早いです。

社会主義国なので世界市場へ製品やサービスを投入する際に、政府の検閲が厳しいことが予想されますが、それでもこれだけ市場投入が早いと言うことは国策レベルでNFTゲーム開発を進めているのかもしれません。

ゲーム開発自体は日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国の方がベトナムより実績があり、グラフィックスキルやゲームシステム構築スキルはベトナムの方が劣りますが、NFTゲームの市場データ(どうすれば顧客が集まるか、何をすると顧客は離れるか)は多くにゲームを市場投入してきたベトナムに企業が圧倒的に持っていると思います。

1ユーザーとしてはベトナムの企業と任天堂のような大ゲーム企業が手を組んで、至高のNFTゲームが産まれてほしいなって妄想しています。

おわりに

1975年まで凄惨な戦争を経験したベトナムですが、NFTゲーム業界でトップレベルに入るほど経済成長を遂げているのは実に興味深いですね。

今後もNFTゲームとベトナムには目が離せませんね。

そして、ぼくはチャイナドレス、バニーガールスーツ、チアリーダー衣装など世界にはリビドーをくすぐる衣装が数多くありますが、「アオザイ」がトップレベルでリビドーを刺激されます。

ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございました。

ABOUT ME
棚橋洋佑
棚橋洋佑
リベラルクリエイター
「リベラルクリエイター」として、リベラルアーツを学びながら得られた知見を各SNSで発信しています。似顔絵デザインサービスの個人事業主であり、人工衛星メカデザイン見習いです。 持病のパニック障害を持ちつつも、「Miracles come true」の理念の元に活動を続けています。
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